国会のデジタル改革をめぐり、与野党は16日、衆院の委員会室で使える通信機器のルールを明確化した。委員会の出席者のうち、質疑者と答弁者をのぞき、タブレット端末やスマートフォン、ノートパソコンでインターネットを使用できるようにする。

 衆院議院運営委員会の委員でつくる検討会で合意した。通信機器を使えるのは、閣僚らの答弁を補佐する秘書官や委員ら。通信機器自体は2020年11月から使えるようになっていたが、通信は制限されたほか、だれがどんな機器を使っていいのかなどルールがあいまいだった。議運で近く了承される。(小木雄太)

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