立憲民主党の泉健太代表は18日、米国による臨界前核実験の実施を受け「核兵器が使われることがないよう、核廃絶に向けた国際的な取り組みを進めていく」と千葉県柏市で記者団に語った。共産党の田村智子委員長は東京都内で記者団に「核兵器のない世界に逆行するもので断固抗議する」と述べた。  泉氏は、国際情勢が厳しさを増す中、米国の安全保障上の措置として実験が行われたとの認識も示した。  田村氏は「被爆国として、日本政府も米国に抗議の声を上げてほしい」と要請。核兵器を違法化した2021年発効の核兵器禁止条約に触れ「こちらが世界の本流だ。国際社会が動くよう努力したい」と強調した。


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