自民党安倍派の組織的な裏金事件で党の役職停止(1年間)の処分を受けた橋本聖子参院議員が18日、自民党札幌市支部連合会の政経セミナーで「大変なご迷惑をお掛け致しましたこと、改めて深くおわび申し上げます」などと謝罪した。その上で、「政治に対しての大変な信頼を失墜させてしまったことの責任を深く受け止めながら、全力で信頼を取り戻すために頑張ってやっていきたい」と政治活動を継続する意思を表明した。

 また、この夏のパリ五輪に、2021年の東京大会の前組織委員会の会長として出席することを明らかにした。札幌市が進めてきた冬季五輪・パラリンピック招致が失敗に終わったことについては、「非常に残念だった」とし、札幌市が「素晴らしい盤石の態勢で世界をお迎えする」準備を進めて、再び開催に名乗りを上げることに期待を示し、そのために自らも力を尽くすと強調した。(松尾一郎)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。