中国共産党の対外交流部門、中央対外連絡部(中連部)のトップ、劉建超部長が27日にも来日する方向で検討していることが分かった。滞在中に政党間交流として与野党幹部と会談する見通しで、上川陽子外相との面会も調整している。複数の関係者が18日明らかにした。劉氏の来日は2022年の就任後初めてとなる。
日中間には、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出や日本産水産物の輸入停止など多くの懸案がある。今月下旬の日中韓首脳会談に合わせた岸田文雄首相と中国の李強首相の会談が想定される中、政党同士の対話にも注目が集まりそうだ。
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