自治体職員に対する威圧的な言動が報じられている自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)が24日、自身が委員長を務める参院の「地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会」で委員らに対し「全力で信頼回復に努める」などと謝罪した。

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 「行き過ぎた言動や対応に対して猛省をしております。委員会運営にも影響を与えているところであり、理事はじめ委員の皆様に深くおわびを申し上げます」

 「皆様からのご指摘、ご意見、言葉を重く受け止めております」

 委員会の冒頭、長谷川氏は約40秒ほど反省の弁を述べた。

 長谷川氏を巡っては、札幌市職員に「僕はぶち切れるよ」「狂っとるよ」などと発言していたことが明らかになったほか、言動に萎縮した北海道庁職員が予算成立時に「一斉お礼メール」を送ることを思いつき、組織的に促していたことも判明している。こうした一連の問題を受け、特別委の審議にも影響が出ていた。

 野党側からは「じくじたる思いではあるが、重要な法案であることから審議に応じた」「引き続き様々な指摘を謙虚に受け止め、真摯(しんし)に対応をいただきたい」などの意見も出た。

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