「尾上菊五郎」は、歌舞伎の大名跡で、現在の七代目尾上菊五郎さん(81)が昭和48年に襲名して以来、50年にわたり活躍していますが来年、長男の菊之助さん(46)が八代目菊五郎を襲名します。

これにあわせ菊之助さんの長男の尾上丑之助さん(10)が、六代目菊之助を襲名します。

一方、現在の菊五郎さんは名前を変えず、そのまま、七代目菊五郎の名で活動を続けるということです。

八代目尾上菊五郎を襲名することになった菊之助さんは、気品のあるりりしい顔だちと情感のこもった演技が特徴で歌舞伎での男女両方の主役を演じる音羽屋の伝統を受け継いでいるほか新作歌舞伎にも意欲的に取り組んでいます。

八代目尾上菊五郎の襲名披露興行は来年5月・6月の歌舞伎座からおよそ1年かけて行われお家芸の弁天小僧などが披露されます。

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