弁護士ドットコムは15日、生成AI(人工知能)を活用した法務支援のサービス開発について、大手法律事務所のアンダーソン・毛利・友常法律事務所と協業すると発表した。企業法務の案件を幅広く手掛ける大手事務所の弁護士から助言を受け、検索機能や精度改善などにつなげる狙い。

弁護士ドットコムは、法令や判例といった法務関連情報を効率良く調べることなどに役立つAIの開発を進めている。2023年からは企業の法務部門や弁護士を主な対象とし、生成AIを使った法律相談のチャットや書籍検索のサービスを始めていた。アンダーソン・毛利との協業で、サービスの新機能開発や使い勝手の改善につなげるほか、生成AIを法務サービスに利用する際の法的な課題についての助言を受けやすくする体制も整える。       

アンダーソン・毛利・友常法律事務所は619人の国内弁護士が所属する、国内最大規模の法律事務所のひとつ。

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