中国地方最高峰の大山(鳥取県大山町、標高1729メートル)で2日、夏山シーズンの訪れを告げる山開き神事の「山頂祭」があった。

 県内外から集まった登山愛好家や家族連れらが、雨の中、早朝から山頂付近の弥山(みせん)(1709メートル)をめざして次々と出発。霧に包まれ幻想的なブナ林を歩き、3時間ほどかけて登頂した。冷たい風が吹くなか、大神山(おおがみやま)神社の神職が地元住民らとともに登山者の安全を祈願した。(伊藤進之介)

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