3日午前に石川県で最大震度5強を観測した地震は、1月1日に発生した能登半島地震の一連の活動とみられる。気象庁によると能登半島では、1月以降、マグニチュード(M)3.5以上の地震が600回以上発生。熊本地震や新潟県中越地震後約5カ月間と比べると約2倍に上り、1983年の日本海中部地震に匹敵する回数だという。気象庁は「当面、活発な状態が続く」と注意を呼びかけている。
今回の地震のメカニズムは、北西―南東方向に力が加わり、片方の地盤がもう片方に乗り上がる「逆断層型」。若干の海面変動はみられたが、津波の被害はないとしている。
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