北海道石狩市は3日、秋田市と再生可能エネルギーを軸としたまちづくりを進めるための研究会を設置すると発表した。7月下旬にも発足させる。

浮体式も含めた洋上風力発電の供給網の構築や、太陽光や風力発電といった再生エネを地産地消するためのモデルづくり、洋上風力発電やIT(情報技術)の人材育成などがテーマとなる。両市の担当課レベルでノウハウを共有したり、研究を進めたりする。

石狩市は使用電力を再生エネ100%でまかなうことを目指すエリア「REゾーン」を設け、再生エネを使いたいデータセンター企業の誘致などに力を入れている。秋田市はすでに再生エネの発電設備の建設やメンテナンスに関する人材育成にかかる費用を補助する制度を設けている。

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