これは17日夜、姫路市内で清元市長が記者団の取材に応じて明らかにしたものです。

この中で清元市長は、姫路城を今後文化財として保護していくために修理に必要な資材の確保や職人の技術を継承する人材の育成それに耐震性の強化などさまざまな面で費用が見込まれると述べました。

このため今年度から市役所内に部署を横断する作業チームを設けて、城の管理や保存・整備に必要な具体的な経費を調査した上で、現在は18歳以上で一律1000円と設定している料金設定の見直しを検討していく考えを示しました。

そのうえで、海外の事例も参考にしながら外国人観光客と日本人観光客、それに地元の市民などで料金に差をつけることも含めて検討したいと述べました。

清元市長は「姫路市民の入城料金をあげることはしたくない。入り口で料金が違うのはグローバルスタンダードで、市としてたたき台を作り、文化庁などと協議しながら議論を進めていきたい」と述べました。

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