東京電力は17日、再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)の燃料装填作業中、制御棒1本のブレーカーが落ちる不具合が起きたと発表した。原因を調査するため、午前7時過ぎから作業を中止しているという。16日にも監視装置に不具合が生じたと判断し、一時停止したことを明らかにしていた。
東電によると、17日午前7時10分ごろ不具合が発生。制御棒を原子炉圧力容器にある器具内に挿入するため、駆動用の電源を入れたところ、途中で電源が入っていないとの表示が出た。確認をしたところブレーカーが落ちていたという。
制御棒を挿入しようとしていた場所には核燃料は入っていなかった。
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