虫を駆除しようとして住宅などに燃え移る火災が9日、北海道内で2件発生した。いずれもけが人はなかったが、虫などの発生が増えるこれからの時期、注意が必要だ。

 同日午前7時50分ごろ、札幌市西区発寒11条1丁目の住宅から出火、約120平方メートルが焼けた。札幌西署などによると、自宅の外壁に発生したアリをバーナーで駆除しようとして引火したらしい。

 午後5時55分ごろには、帯広市東2条南26丁目の住宅から出火、敷地内にあった木製の箱のようなものが焼けた。帯広署やとかち広域消防局によると、住宅にできたハチの巣に灯油をかけて燃やそうとしたところ、付近に置いてあった箱に燃え移ったという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。