熊本県の木村敬知事と熊本市の大西一史市長は18日、熊本都市圏の渋滞解消に向けた意見交換会を開く。台湾積体電路製造(TSMC)をはじめとする半導体関連産業の集積に伴い、渋滞の一段の悪化が予想されている。課題の共有や今後の取り組みの方向性について議論する。
国土交通省の調査によると、熊本市の渋滞は全国政令市の中でワーストとされる。熊本都市圏の渋滞対策について、県だけで対応するのではなく周辺市町村との連携が不可欠だと判断した。
木村知事は12日の記者会見で、意見交換会で互いの取り組みの現状を情報共有したうえで「まずは市長と腹を割った意見交換をし他市町村にも広げていく。年内に方向性を示したい」と話した。
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