メタは18日、最新の生成AIの技術「Llama3」を発表しました。

自社のこれまでの製品と比べて学習するデータを7倍に増やして誤った回答を減らし、高性能化をはかっていて、オープンソースで無償で公開するとしています。

さらにこの技術で動く生成AIを一般の利用者がウェブサイト上で無料で使えるようにしました。

単語や文章を入力するにつれて高速で画像を生成する機能も備えています。

新しい生成AIはメタが運営するフェイスブックやインスタグラム、ワッツアップといったSNSで使えるように連携するとしています。

生成AIをめぐってはアメリカのベンチャー企業、オープンAIが、おととし11月にChatGPTを公開したことをきっかけに世界で利用が急速に進んでいて、グーグルなどIT大手も参入して開発競争が加速しています。

メタとしては性能を高めつつ、無償化とSNSとの連動などによってライバル企業に対抗するねらいがあります。

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