米マイクロソフト(MS)は18日(日本時間19日)、同社のクラウドサービス「マイクロソフト365」で障害が起きたと公表した。会議ソフト「チームズ」や情報共有ソフト「シェアポイント」など幅広いアプリが影響を受けたという。

 障害を検知するサイト「ダウンディテクター」によると、ニューヨークやロサンゼルスなどの米国の主要都市のほか、欧州や日本を含むアジアなど世界各地から障害の報告があった。

 MSは日本時間19日午前、X(旧ツイッター)のアカウントに「マイクロソフト365の様々なアプリへのアクセスに影響を与えている問題を調査している」と投稿。同午後5時ごろには「複数のサービスで利用状況の改善が続いている」と説明した。

 ただ、英フィナンシャル・タイムズ紙は、マイクロソフトのクラウドサービスの障害は、米セキュリティー企業「クラウドストライク」による障害とは関係ないとの見方を伝えている。(フェニックス=五十嵐大介)

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