岩手県八幡平市は23日、地域新電力のはちまんたいジオパワー(同市)を設立したと発表した。地熱発電所の電源を中心とする地域新電力は全国で初めて。2025年2月に事業を始める。

新会社の資本金は5千万円。JFEエンジニアリング系の電力小売事業アーバンエナジー(横浜市)が85%、八幡平市が10%、岩手銀行が2%、北日本銀行と盛岡信用金庫(盛岡市)が各1.5%を出資した。

八幡平市にある松尾八幡平地熱発電所と安比地熱発電所から電力を調達する。電力の「地産地消」を推進することで、地域経済の活性化や脱炭素化を目指す。

はちまんたいジオパワーの設立式に出席する八幡平市の佐々木孝弘市長(中央)ら(23日、八幡平市)

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