東北電力は23日、電源開発計画に東新潟火力発電所(新潟県聖籠町)6号機の開発計画を盛り込み、国の認可法人の電力広域的運営推進機関に提出した。2030年度の運転を目指し、27年度に着工する計画だ。出力は65万キロワット級。これに伴い、老朽化が目立つ1・2号機は28年3月をめどに廃止する。
6号機は二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない設備に切り替える。使用燃料は1・2号機と同じ液化天然ガス(LNG)だが、将来は水素やアンモニアなどカーボンニュートラル燃料の活用も検討する。
東北電は、環境性能が優れた設備を対象に電力会社などに固定収入を保証する政府の「長期脱炭素電源オークション」で6号機への転換計画を落札していた。
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