日米欧などの国際研究チームは天の川銀河の中心にあるブラックホールの縁に、強い磁場が渦巻くことを発見した。磁場の存在は別のブラックホールでも観測されている。周囲のガスを取り込み、その一部を噴出するブラックホールの性質に関わる可能性がある。
地球から約2万7000光年離れた「いて座Aスター」と呼ばれるブラックホールを調べた。天体自体は2022年に撮影されているが、今回は電磁波のデータをもとに、磁場の様子を明らかにした。研究チームは5500万光年離れたM87銀河にあり、いて座Aスターの約1500倍の質量を持つブラックホールでも渦巻く磁場を見つけている。
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