秋田市の「竿燈まつり」は、大きいもので長さ12メートルの竹ざおに46個のちょうちんをつけて稲穂に見立てた「竿燈」を掲げ、五穀豊じょうを願う祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

初日の3日は、このあと午後7時15分から始まる予定で、午後5時ごろには、秋田市中心部の会場周辺に多くの観光客や地元の人たちが集まっていました。

また、会場付近では竿燈を掲げる「差し手」と呼ばれる人たちが竹ざおにちょうちんをつけるなど準備を進めていました。

ことしは、去年より7本多いあわせて263本の竿燈を一斉にあげる予定です。

秋田県内では、先月、記録的な大雨による被害が出ていて、竿燈をあげる上米町二丁目竿燈会の滝山慎一代表は「被災した人たちを元気づけられるよう精いっぱいまつりを盛り上げたい」と話していました。

「竿燈まつり」は今月6日まで開かれ、実行委員会によりますと期間中、100万人以上の人が訪れる見通しだということです。

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