51年ぶりに見つかった「モミジヒトデ科」の新種=東京大学提供

東京大学などの研究グループは静岡県の伊豆半島沖で「モミジヒトデ科」に分類される新種のヒトデを51年ぶりに発見した。採った漁船「寶榮丸(ほうえいまる)」からホウエイミヤビモミジヒトデと命名した。

海外でのみ報告されていた、同じ科の直径約30センチメートルの大型のヒトデも日本で初めて確認した。日本には約250種のヒトデが生息するが、新種の発見が続いており、進化や多様性を探る研究が進んでいる。

新江ノ島水族館(神奈川県)とふくしま海洋科学館(福島県)、山口県水産研究センター(山口県)との共同研究の成果だ。

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