初の宇宙飛行士3人選抜
1985(昭和60)年 宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構、JAXA)が、米国航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル搭乗候補者として、533人の応募者の中から毛利衛氏、内藤千秋氏(結婚後は向井姓)、土井隆雄氏の3人を選抜した。
長期間にわたる厳しい訓練を経て、毛利氏が92年9月に搭乗科学技術者(PS)としてスペースシャトル・エンデバーのミッションに参加。日本人最初のスペースシャトル搭乗者となった。その後、登場運用技術者(MS)の資格を得て、2000年2月にエンデバーで2度目の宇宙飛行に参加。
向井氏は1994年7月にコロンビア、98年10月にディスカバリーに搭乗した。土井氏は97年11月にコロンビアに搭乗し、日本人として初めて船外活動を行った。2008年にはエンデバーで2度目の宇宙飛行。
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バナー写真 : 記者会見で握手する日本人初の宇宙飛行士に選ばれた(左から)土井隆雄さん、内藤千秋さん、毛利衛さん(都内のホテル)(時事)
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