熊本県の木村敬知事は8日の記者会見で、台湾・新竹市にある台湾積体電路製造(TSMC)本社を26日に訪ねて第3工場の県内への立地を直接働きかける考えを示した。同県菊陽町では2月にTSMCの国内第1工場が開所し、第2工場建設も決まっている。第3工場も誘致し、国内有数の半導体産業集積地へと発展させる狙いだ。
木村知事はTSMC本社に第3工場誘致の意向のほか、熊本工場周辺での渋滞対策や、地下水保全・排水といった水の問題への対応など、地元の受け入れ体制について直接伝える。知事を含めた訪問団は25〜27日に台湾を訪れる予定で、工業技術研究院(ITRI)やTSMC本社がある新竹サイエンスパークなども視察する。
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