日本エスコンは半導体関連企業などのテナント入居を想定する(イメージ、日本エスコン提供)

不動産開発の日本エスコンは8日、北海道千歳市内で物流倉庫の起工式を開いた。2026年1月末に完成予定で、地上3階建てで延べ床面積は約4万6600平方メートル。投資額は数十億円。同市内では最先端半導体の製造を目指すラピダスが工場を建設しており、半導体関連企業などのテナントを想定する。

起工式に出席した日本エスコン北海道支店長の加藤嘉朗執行役員は「新千歳空港やラピダス工場、高速道路のインターチェンジ(IC)に近い。顧客のニーズには十分応えられる立地だ」と語った。

同社は北海道北広島市の北広島駅前や「北海道ボールパークFビレッジ」でマンション開発などを手掛けている。千歳市内でも「オフィスや住宅ニーズを可能な限り取り込んでいきたい」と述べた。

日本エスコン北海道支店の加藤支店長(8日、千歳市)

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