「大河ドラマ館」は「光る君へ」の主人公の紫式部が「源氏物語」の構想を練ったとされる大津市の石山寺の境内にことし1月末から設けられ、衣装や小道具などが展示されています。
23日、入館者が5万人に達し、記念の式典が開かれました。
式典では、5万人目の入館者で長崎県佐世保市から訪れた高木典さんと、一緒に訪れた京都府長岡京市の秋山友美さんの2人が大津市の佐藤市長とともにくす玉を割って祝いました。
佐藤市長は「紫式部ゆかりのまちである大津市には、石山寺だけでなく多くの見どころがあります。ぜひ、足を運んでください」と話していました。
高木さんは「衣装や髪型などを楽しみにしながら大河ドラマを見ているので5万人目になれてとてもうれしいです。ゆかりの地を訪れると紫式部と同じ時代に来たような気がします」と話していました。
市によりますと、当初は7月下旬ごろに5万人に達すると予想していましたが、団体客が多く訪れたことなどからオープンから86日目、3か月足らずで達したということです。
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