東北電力は27日、人工知能(AI)開発のエクサウィザーズとAIサービスの新規事業創出にむけて業務提携したと発表した。脱炭素化や人口減少による人手不足など東北や新潟県が抱える課題の解決に寄与するサービスなどを検討する。2024年度中にも内容をまとめ、25年度以降に新規事業を始める。

東北電が保有する顧客基盤や各種データとエクサウィザーズの企画開発力を組み合わせる。東北電は中長期ビジョンで、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用したイノベーション・業務変革に注力することを掲げており、提携はその一環。

小山光雄常務執行役員は「デジタルサービスの提供を通じ、東北発の新たな時代のスマート社会実現に向けてさらなる挑戦を重ねていく」とコメントした。

エクサウィザーズは大手電力関連ではこれまで関西電力の子会社や中国電力と提携しした実績がある。

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