野村マイクロ・サイエンスは23日、2024年3月期の連結純利益が、前の期比36%増の79億円になったと発表した。従来予想を12億円上回った。半導体製造の洗浄工程に必要な純水などの製造装置や、装置のメンテナンスの需要が好調だった。

一部米国向けにドル建てで受注した取引で、為替差益が発生したことも寄与した。売上高は前の期比47%増の730億円と、計画から10億円上振れした。

年間配当は、従来予想から90円増やし250円にする。前の期から100円の増配になる。

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