プラスチックごみによる海洋汚染を国際的に規制する条約作りを目指す政府間交渉委員会が23日、カナダの首都オタワで開かれた。会合は4回目。厳しい規制をどこまで盛り込むかを巡り各国の隔たりは大きく、交渉は難航が予想。11~12月の次回会合で目指す条約案合意に道筋を付けられるかどうかが焦点だ。29日まで。
欧州連合(EU)やアフリカの国々は、世界共通の削減目標やプラスチックの生産制限を盛り込む厳しい規制を目指す。日本は一律ではなく、各国の状況に応じた規制にするべきだとの立場。原料となる石油を産出する中東諸国などは厳しい規制に難色を示している。
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