欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は6日、今年8月の世界平均気温が16・82度で、8月としては昨年と並び、1940年からの観測史上最高だったと発表した。産業革命前と同程度の1850~1900年の8月の推定平均気温と比べ1・51度高かった。
地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では年ごとの変動を除いた世界の平均気温の上昇幅を1・5度に収めることが目標だが、達成は難しい状況になっている。
北半球が夏となる6~8月の今年の世界平均気温は、これまで最も高かった昨年の記録を更新した。(共同)
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