7日午前9時ごろ、松江市鹿島町片句の中国電力島根原子力発電所の敷地内で、コンクリート用の養生マットが燃える火災があった。中電によると、協力会社の作業員が消火器で消し止め、けが人や放射性物質の漏れはないという。

 中電によると、現場は屋外で、2号機西側の放射線管理区域外にある。打設したコンクリートの水分量と温度を維持するために敷いたマットが何らかの原因で燃えたという。近くでは安全対策工事の溶接作業をしていた。火災を受け、島根、鳥取両県と松江市が立ち入り調査を実施した。(垣花昌弘)

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