「応氏杯世界選手権」は4年に1度開催される囲碁の国際大会で、国内では棋聖・天元・本因坊の三冠を有する一力九段が日本代表として出場し、決勝で中国の謝科九段と対戦しました。
決勝は五番勝負で、第3局が8日、中国 上海のホテルで行われました。
ここまで2勝負けなしの一力九段は、苦しい局面が続いていた終盤、謝九段の隙を見逃さず、一気に逆転して相手を突き放し、237手までで勝って、3勝負けなしで優勝しました。
日本棋院によりますと日本の代表選手が主要な国際大会で優勝するのは2005年の「LG杯」を制した張栩九段以来、19年ぶりで「応氏杯世界選手権」で優勝するのは初めてです。
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