移動電源車には最大4基の大型リチウムイオンバッテリー、6枚のソーラーパネルを搭載する=トスネット提供

警備事業などを手がけるトスネットは10日、子会社のI・C・Cインターナショナル(札幌市)が電源供給時に二酸化炭素(CO2)をまったく出さない移動電源車1台を導入したと発表した。環境への配慮を重視する顧客にイベントなどで使ってもらい、脱炭素社会の実現を後押しする。

レンタル費用は既存の移動電源車とほぼ同じだ。初期充電には太陽光由来の電気を活用し、最大で4基の大型リチウムイオンバッテリーを搭載する。車のルーフには発電容量100ワットのソーラーパネルを6枚備えており、利用先で充電できる。

トスネットの佐藤雅彦専務は「利用状況などを踏まえて、CO2排出ゼロの移動電源車の台数を増やすことも検討する」と話している。

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