「しずおかGXサポート」連携会議には7金融機関などが出席した(22日、静岡市)

しずおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の静岡銀行は二酸化炭素(CO2)排出量などを算出するサービス「しずおかGXサポート」の連携会議を開いた。同行やスルガ銀行や清水銀行、浜松いわた信用金庫(浜松市)など県内7金融機関が、22日の会議に出席した。今後、成功事例の共有や目標の設定を進める。

同サービスを現在展開するのは静銀を含め5金融機関で、6月には2機関が加わる。申込件数は22日時点で1066件。静銀は県内自治体と連携し入札での加点や補助金などでの協力を想定しており、今後は県との連携も検討する。

同サービスは2023年10月に稼働。クラウド上でガソリンや電気の使用量などを入力すると排出量が数値で把握できる。原則無償で、CO2削減量を国が認証する「J-クレジット」の導入や補助金申請などの伴走支援も受けられる。

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