沖縄県・尖閣諸島の環境を船上から調べる同県石垣市の調査活動が25日、始まった。昨年1月に続き3回目で、25日午後5時ごろ、石垣港を調査船が出港。中山義隆市長が同行し、日本の領有権を示す狙いがある。対中関係の緊迫化を懸念する政府は上陸を認めていない。調査は東海大に委託した。

 尖閣諸島では、センカクツツジやセンカクモグラなどの固有種を含む自然環境が形成されているとされ、周辺の海域は豊富な漁場となっている。

 過去の調査で、魚釣島では斜面が崩落していることが判明。野生化したヤギの食害が原因とみられる。今回はドローンで撮影し、漂着ごみの状況も確認する。

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