人工知能(AI)が会話の内容や表情などを認識し面接官の特徴を分析する

大塚商会は25日、人工知能(AI)を使って企業の採用活動を支援するサービスを10月に始めると発表した。ウェブ面接の映像データをAIで分析し、採用業務の改善策を提案する。オンラインでの採用活動を効率化したい企業の需要を見込む。

2017年設立のZENKIGEN(ゼンキゲン、東京・千代田)が開発したウェブ面接システム「harutaka(ハルタカ)」を利用する。AIが面接官らの会話や表情、しぐさなどを分析し、面接の質の向上につなげる。

面接時のデータと入社後の人事評価を組み合わせることで、優秀な人材の面接時の振る舞いや発言なども把握できるという。顧客企業の経営層や採用担当者向けにワークショップも開く。25年9月末までに30社の導入を目指す。

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