「日本喜劇人協会」は、喜劇の発展のために前身となる団体が発足してからことしで70年となり、30日夜は、東京・浅草で11代目の新しい会長に就任した山田邦子さんの記者会見が開かれました。
会見に先立ち、芝居や歌が披露されたあと、8代目の会長の大村崑さんが山田さんに任命状を手渡し、「喜劇の大きな花を咲かせてもらいたい。体だけは気をつけてください」と激励しました。
山田さんは「次に誰にするといったときに『ちょうどいいや、元気がいいし』というので選ばれたかなと思いますけれども、光栄です。一生懸命やりたいと思います」とユーモアを交えて意気込みを語りました。
「日本喜劇人協会」の歴代の会長は喜劇王と呼ばれたエノケンこと榎本健一さんや森繁久彌さんなど日本を代表する喜劇人が務めてきましたが、前の会長の小松政夫さんが2020年に亡くなってからは、コロナ禍の影響もあって活動は休眠状態になっていたということです。
山田さんの就任を受けて、今後は公演や情報発信などの活動を再開することにしています。
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