中国電力は30日、8月に予定していた島根原発2号機(松江市)の再稼働を12月に延期すると発表した。2号機を巡っては昨年、廃棄物処理施設で死亡事故が起き、再稼働に必要な安全対策工事が遅れる見通しとなったことが原因という。
島根2号機は全国で唯一、県庁所在地にある原発で、2012年1月に運転を停止した。
中国電によると、今年5月に完了予定だった安全対策工事は10月完了に見直した。6月としていた核燃料の装填開始も10月となり、12月に原子炉を起動し、来年1月に営業運転を再開するとした。
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