【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は9日、今年3月の世界平均気温が14.14度で、3月としては1940年からの観測史上最高だったと発表した。これまで最高だった2016年を0.10度上回った。その月としての記録を更新するのは昨年6月から10カ月連続となった。
南米ペルー沖の海面水温が上がる「エルニーニョ現象」は弱まり続けているが、海上の気温は高い水準で推移した。北緯60度から南緯60度の海域を対象にした3月の世界平均海面水温は21.07度となり、月平均で過去最高を記録した。
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