年末恒例の「変わり雛」は1946年から上野の人形メーカーが毎年、制作していて、一般公開に先立って、28日、6組の人形がお披露目されました。
このうち「新紙幣登場雛」はことし7月に20年ぶりに発行された新紙幣をテーマに、渋沢栄一と津田梅子の表情を資料をもとに忠実に再現したということです。
また、大谷選手の人形はこれまでにも2回作られましたが、今回は初めて妻の真美子さんと愛犬のデコピンの家族そろった姿で表現されました。
このほか、石川県の「見附島」を背景に輪島塗の職人と杜氏が並んだ「がんばろう能登雛」や、パリオリンピックとパラリンピックをテーマにした「パリで躍動雛」などが並んでいます。
株式会社真多呂の金林真一朗専務取締役は「それぞれのニュースを表した変わりびなを楽しんでもらい、1年を振り返ってもらいたいです」と話していました。
「変わり雛」は、東京・台東区の真多呂人形会館で12月1日から、来年3月3日まで公開されます。
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