次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)は15日、米国の半導体設計ベンチャー、エスペラント・テクノロジーズ(カリフォルニア州)と協力覚書を締結した。生成AI(人工知能)の普及でデータ処理などに大量の電力が必要になる「電力危機」を見据え、データセンター向けの低消費電力半導体の開発・製造で協業する。

ラピダスは2月にも米新興テンストレントホールディングスとAI向け半導体の開発で協業すると発表。小池淳義社長は同日の記者会見で、「前回の協業とは違う領域。電力は緊急課題で、一緒にやることは非常に意義がある」と述べた。

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