日本唯一の富士24時間レースが無事に終了した。アクシデントなどはいくつかあったものの、大きなトラブルもなく幕を閉じた。年々規模が大きくなる富士24時間レース。ST-Qクラスをはじめ多くの取り組みが唯一無二のレースを演出するぞ!! 来年も見逃せない?
文:ベストカーWeb編集部/写真:SPS-JS、塩川雅人
■ST-Qクラスだけじゃない盛り上がり
近年は自動車メーカーの開発の場としても機能するスーパー耐久シリーズ。もちろんカーボンニュートラルを狙った水素エンジン、バイオフューエルなども話題だが、やっぱり富士24時間はレース自体も楽しい。
2024年は60台がエントリーし激戦を繰り広げた。クラスごとの争いも当然だが、普段は日本メーカーに乗るプロドライバーが輸入車で参戦したりと、富士24時間ならではの非日常が溢れているのも素敵だ。
日曜日こそ一時雨にもなったが、レースの大半は晴天に恵まれ、気温も過ごしやすく例年以上にキャンプのお客さんも多かった印象。
もちろん富士スピードウェイとしても富士24時間を一大イベントとして捉え、フジテレビ「オールナイトフジコ」とのコラボ、人気DJを呼んだナイトセッションなどイベント盛りだくさん。それが功を奏し5万4700人の来場客を記録し、前年比で7700人増となった。
■今年には新たに高規格キャンプ場もできるぞ
2024年秋に富士スピードウェイには熱いスポットが生まれる。それが「RECAMP 富士スピードウェイ」。常設のキャンプ場で100R内側にオープンする。キャンプ好きのみならず、家族連れもカバーする全サイト電源付きオートサイトを22個設置する。
さらにはドッグランサイト、トレーラーハウスなど多様な宿泊棟を備えている。手ぶらでアウトドア気分も満喫できるというのは嬉しいところ。
新しい観戦基地としての役割も果たすであろう「RECAMP 富士スピードウェイ」。さっそく泊まってみたいぞ!!! 来年の富士24時間も超絶楽しみだ。
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