阪神高速道路は、港大橋が1974年7月15日に開通し、2024年で開通50周年を迎えることを記念して、様々な港大橋開通50周年イベントを開催する。今回、そのひとつとして『港大橋登頂ツアー』の開催が決定した。
港大橋登頂ツアーは、普段は入ることができない港大橋の登頂体験に加え、港大橋の魅力を伝えるパネル展示ブース見学する。開催日時は7月15日で、午前の部と午後の部に分かれており、各部で20人程度、合計約40人を募集する。応募期間は5月24日から6月17日までで、事前応募制となっている。定員より多い応募があった場合は抽選となる。
港大橋は、大阪ベイエリアへのアクセス向上を目的として建設された阪神高速初の長大橋だ。全長980mの3径間連続ゲルバートラス橋。大阪港で最も船舶航行量の多い航路をまたぐために、中央径間510m、桁下空間51mが確保されている。中央径間510mは世界第3位、日本では第1位の長さだ。
1970年7月15日の起工式からわずか4年で開通し、以降も兵庫県南部地震の経験を踏まえた免震技術や制震技術を取り入れるなど、効果的・効率的な維持管理が行われている。現在、港大橋の交通量は上下線合わせて日々約10万台に達し、地域の重要な交通インフラとして機能している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。