こんなにも次期モデルが待ち遠しいクルマはない! ダイハツ/トヨタのロッキー/ライズ。SUVカテゴリー、最近は出るクルマ出るクルマ、デカいものだらけ。全長4m切りの5ナンバーサイズは貴重で、次期型は「かなり格好よく」なるに違いない。期待値をたっぷり込めて、「ランクル250」を小さくしたような次期型もアリなんじゃないか!?

文:ベストカーWeb編集部、写真:ダイハツ、三菱自動車、ベストカーWeb編集部

■全長3995×全幅1695mmという「真のコンパクトSUV」

「真のコンパクトSUVといえば俺様のことよ!」。扱いやすすぎるロッキー、いいね~!

 まずは、小さくてナイスなSUV、ロッキーの概要。現行モデルは2019年に誕生し、トヨタにOEM供給しているモデルはライズ。外観で大きく違うのはグリルデザインで、アルミホイールデザインも微妙に違う。どっちが格好いい? ま、それはお好み次第といったところ。

 パワートレーンは、直3、1.2L NAと直3、1Lターボ。2021年に追加で直3、1.2L NAとモーターを組み合わせたハイブリットモデル「eスマートハイブリッド」も誕生し、WLTCモード燃費は28.0km/Lとなかなかいい数値だ。

 そして大注目はロッキーのサイズ。全長3995×全幅1695×全高1620mmですよ!! この小ささがいい! とてもいい!!

全長3995mmと思えないパッケージの妙。ロッキーの強みのひとつ

 今や全長4300mmでもコンパクトSUVと言われるけど、「それ、小さいですか?」と言いたくなりますよね? 真のコンパクトSUVはこのロッキーなんですよ! あのバカ売れヤリスクロスの全長4180mmより185mmも短い。それでいて室内の広さやラゲッジ容量は充分! ロッキーの最大の魅力にして存在価値はココです。

 日本の道路事情、(駐車場を備える)戸建て住宅事情を考慮すれば、ムリなくストレスなく運転できて、カーライフを楽しめるSUVがロッキーと言えるのです!

■かなりの期待感込めて「ランクル250・ミニ」風のデザインになる!!?

ランクル250を見た瞬間「これをそのまま小さくして次期ロッキー! という流れはどう?」と筆者は思ったワケです!!

「真のコンパクトSUV」「キング・オブ・コンパクトSUV」「コンパクトSUVの王道」……と、どんどんキャッチフレーズが浮かんでくるロッキー。現行2代目は2019年の誕生だから、そろそろ次期型3代目の噂が出てきてもよさそうな頃合い。

 ここで冒頭の話に戻るが、ロッキーの次期型はかなりの期待感込めて「ランドクルーザー250を小さくしたようなスタイル(デザイン)も充分ありえる!」と、筆者は思っている!

ぐおおおお! タフすぎるランクル250の黒ボディ。格好いいぜ。角目ヘッドライトも男勝り!

 ランクル250の姿を初めて見た時、「正統派SUVのカタチをしていながら新しさもある! でも……デカすぎる。このスタイル(デザイン)をそのまま小さくしたSUVが出てくれれば、日本ユーザーも喜ぶだろうに」と思った。

上写真のランクル250をキュッと小さくして、このロッキーに照らし合わせると……。ほ~ら、次期型ロッキーの姿が見えてくる(でしょ?)

 その数秒後。「次期型ロッキーの登場は数年後(早ければ2025年か!?)。こんなスタイルなら、最高だね!」とひとり興奮を隠せなかったのですよ。

■カクカクとしたグリルデザインはロッキーに似合いそう

ランクル250のリア。このカクカク感の要素だけでも次期型ロッキーに注入してほしい!

 2024年春のダイハツとトヨタの記者会見で、「今後のダイハツの登録車は、トヨタの意向が入りながら開発される」とあった。もちろん、次期型ロッキーもそのなかの一台。こ、これは……「次期型ロッキーが、ランクル250のスタイル(デザイン)を小さくしたようなSUVになる」可能性もなくはないのですよ!!(←大興奮)

 すでにランクル250の画像を数枚掲載しているけど、カクカクとした直線系グリルデザインもふくらみのあるオーバーフェンダーも、ランクル250とロッキーは共通性がある。空力の関係で、Aピラーはランクル250ほど立てないと思うが、250のデザイン要素を次期型ロッキーに注入できそうじゃないか!

現行ロッキーのリアガラスはやや寝ているが、上写真のランクル250のような角度にすればラゲッジ容量が拡大する。いいこと尽くめじゃないか

 そしてキモになるのは、250のリアフェンダー上のガラスデザイン。ガラスエリアが小さくなっている、この部分のデザインだけでも次期型ロッキーに注入されれば、かなり格好よくスタイリッシュなスタイルになると思う。

■三菱パジェロにもパジェロイオ、パジェロジュニアがあったじゃないか!!

いいですね~。三菱2代目パジェロのロング(1997年)。ここでいきなりパジェロが登場したのにはワケがある!

 とかく「大きいクルマだからこそ成立するデザインがある」とも言われる。ゆえに、ランクル250だからこのデザインがいいのであって、ロッキーサイズの小さなSUVにはこのデザインは似合わないし、不適合……かもしれない。

 でもね。過去を遡ると、超人気者の三菱パジェロという大型クロカン(SUV)のデザインをそのまま踏襲したパジェロイオ、パジェロジュニア、パジェロミニという小さめのクルマが3台もあったではないか。パジェロミニにいたっては軽自動車ですよ。

 上写真がパジェロで、下写真がその要素を取り入れたパジェロイオ。世界の名車、パジェロをギュッと小さくしたステキなデザイン。こんな好例があるのですよ、みなさん!

人気のパジェロを小さめにして登場したパジェロイオ(2000年)。これと同じ手法を活用するなら「小さめランクル250」誕生もアリでしょ!?

 だからして、ランクル250のデザインを小さなSUVに当てはめても、違和感はないはず。筆者の希望では、ランクル250のデザインを「ほぼそのまま」小さくした次期型ロッキーであってほしいが、一部の要素だけでもいいので注入してほしい。

現行ロッキーのスタイルもいいけど、次期型はキープコンセプトはなしでお願いします~

 ……ということで、次期型ロッキーのスタイル(デザイン)。キープコンセプトはなしで、「ランクル250風」を熱烈希望します!! あ、ヘッドライトは角目が似合いそうですね!

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