中国の広州汽車(GAC)は5月26日、最上位ミニバンの『M8』新型をクウェートで発売した。新世代モデルのM8は、ビジネスや大家族向けにラグジュアリーと快適さを再定義することを目指している。
新型M8には、「アウェイクニング・アイ」と呼ばれるLEDヘッドライトが採用された。これには高さ調整機能とフォローミーホーム機能が含まれている。また、「タイムゲート」LEDテールライトを装備。ライオンのようなフロントグリルとダイヤモンドカットのサイドウエストラインによって、威厳とエレガンスを追求している。
ファミリーやビジネスユーザーのニーズに応えるため、新型M8は豪華な機能と先進技術を備えている。電磁サスペンションシステム(SDC)が装備されており、リアルタイムで減衰力を調整し、さまざまな道路状況でスムーズな乗り心地を実現する。
安全面では、360度の全方位のエアバッグマトリックスを装備しており、MPVクラス初のリアウインドスクリーンエアバッグが付く。この機能に加え、ドアオープン警告(DOW)システムやレベル2の部分自動運転などの機能が、搭載されている。
新型M8のクウェートでの発売は、GACが異なる市場のニーズに応える高品質な車両を提供するというコミットメントの証という。クウェートでの発表に続き、GACはアラブ首長国連邦やサウジアラビアでもM8を導入する予定で、中東での存在感をさらに強固にする計画だ。
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