メルセデス・ベンツ日本は、電気自動車「EQE」セダンの特別仕様車、メルセデスベンツ『EQE 350+ Electric Art』を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて5月30日より予約受注を開始した。納車は6月からを予定し、日本限定30台だ。
EQE 350+ Electric Artは、標準設定の装備を見直し、ベース価格としてメーカー希望小売価格1040万円を実現した。クリーンエネルギー自動車導入促進補助金の補助額は52万円となっている。
メルセデスベンツEQEは、メルセデスベンツの電気自動車で唯一の3ボックスタイプのミドルサイズセダンだ。専用のプラットフォームを採用し、空力に優れたエクステリアデザインと高効率なパワートレインを備えている。バッテリーを床下に搭載することで低重心を実現した。
ヒートポンプを標準装備し、車内の暖房に利用することで消費電力の削減が期待できる。また、双方向充電が可能で、家庭の太陽光発電システムで発電した電気を貯蔵し、夜間に利用することで電気代の節約やCO2の削減に寄与できる。バッテリー容量は90.6kWhで、一般的な家庭の電力消費量であれば最大約6日分を賄うことが可能だ。
さらに、iPhoneに対応したデジタルキーを標準装備し、車両の始動やロック操作が簡単に行なえる。キーの共有も可能で、家族や友人と共用できる。
新車購入から5年間または10万kmまでの保証プログラム「EQケア」が適用され、高電圧バッテリーには10年または25万km以内での保証が付く。
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