元々はデミオの名前で販売されており、現行型は2014年9月にデビューした。2019年の大幅改良で海外と同じマツダ2に改名となり、と同時に運動性能向上と内装の質感向上で商品力を高めてきた。

※本稿は2024年3月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、MAZDA
初出:『ベストカー』2024年4月26日号

■マツダ MAZDA2(2014年9月デビュー)熟成期間:9年5カ月

2014年登場のマツダ MAZDA2(154万8800~262万2400円)。2019年の大幅改良時にデミオから車名が変更。2023年1月の大幅改良ではデザインなどが変更された

 マツダ2は2014年に最終型のデミオとして発売された。その後、2019年の改良で車名を海外と同じマツダ2に変更している。

 今のマツダはユニットやパーツの共通化を進めており、サイズが違っても、プラットフォームなどは同じ考え方に基づいて開発される。したがって特定の車種が新技術を採用すると、それを時間を置かず他車にも搭載できる。

 そこでマツダ2もほぼ毎年改良を行い、ディーゼルエンジンの刷新、Gベクタリングコントロールの採用と進化、内外装のデザイン刷新、魅力的な特別仕様車の追加、グレードの見直しなど、商品力を積極的に向上させてきている。

●主なマイナーチェンジ
・2015年4月:一部改良
・2016年11月:一部改良
・2017年4月:一部改良
・2018年8月:一部改良
・2019年7月:大幅改良&マツダ2へ車名変更
・2023年1月:大幅改良

●熟成度……83点(100点満点中)

●判定……気に入れば買い!

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