3月の中期経営計画で「2026年度までに世界市場に30車種の新型車を投入する」と発表した日産。我々としては嬉しさ反面、ガソリン車でブイブイ言わせてた時代の日産から変わってしまったと感じる人も少なくないはず。でもこの記事を読んだらそうも言ってられないかも……
※本稿は2024年5月のものです
文:永田恵一/写真:日産
初出:『ベストカー』2024年6月10日号
■過激デザインのBEVが集結
最新の中期経営計画「The Arc」で、今後3年間は内燃機関を軸に新商品を投入すると発表した日産。「意外」とも「地に足がついた」ともとれる内容だったが、同時に2026年度までに世界市場に30車種の新型車を投入するとも発表している。
そのうち8車種がBEV、14車種がエンジン車でe-POWERとPHEVを4車種ずつと、かなり具体的な計画を提示。どんなクルマが出てくるのか、期待が高まる。
2024年4月の北京ショーでも4車種のBEVコンセプトカーを見せていたが、これらは中国専用モデルの可能性が高い。日本や欧米市場では2023年秋のジャパンモビリティショーで公開されたモデル群と、SUVとなる次期リーフが主役になっていくだろう。
■次期スカイラインはBEVに変身:日産 ビジョンQe
インフィニティ初となるBEVのデザインスタディで、基本コンポーネンツはアリアのものの発展版。スカイラインの後継車となりそうだ。
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■2028年登場のR36GT-Rが有力:日産 ハイパーフォース
次期GT-Rを示唆するコンセプトカーとして2023年のJMSに出展。BEVのスーパーカーで1000kW(1360馬力!)のモーター出力、全固体電池、四輪独立制御などの採用により、BEVになっても世界最強を目指す。
■SUVもBEVで進化する:日産 チルアウト&ハイパーアーバン
チルアウトは次期リーフ、ハイパーアーバンは未来のムラーノとの噂が……。
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■近未来エルグランドの姿:日産 ハイパーツアラー
自動運転をミニバンというジャンルで生かすことなどにより、次期エルグランドを示唆している。
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