フォルクスワーゲンは6月25日、高性能小型セダン『ジェッタGLI』の改良新型を米国で発表した(Volkswagen Jetta GLI)。『ゴルフGTI』のセダン版の位置づけだ。

改良新型には、2.0リットルのEA888型直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、228hpのパワーと35.7kgmのトルクを発揮する。トランスミッションは7速デュアルクラッチと6速MTから選択できる。

改良新型は、大容量ブレーキ、VAQ電子制御トルク感知リミテッドスリップディファレンシャル、XDS電子ディファレンシャルロック、DCCアダプティブダンピングシステム、スポーツエキゾーストシステムを装備している。

改良新型には、IQ.DRIVEシステムが標準装備されている。このシステムは、前後のレーダー、前方カメラ、複数の超音波センサーを利用して周囲のデータを収集し、トラベルアシスト(半自動運転支援)、フロントアシスト(前方衝突警告と歩行者モニタリング付き自動ブレーキ)、アクティブブラインドスポットモニター、リアトラフィックアラート、アダプティブクルーズコントロール(ACC)ストップアンドゴー、レーンアシスト(車線維持システム)、エマージェンシーアシストを作動させる。

新しいフロントマスクは、新形状のグリル、新しいLEDヘッドライト、ライトバーを備えている。リアには、テールライトをつなぐライトバーが付く。バンパーなどにはゴルフGTI同様、赤いアクセントが配される。18インチのアルミホイールが装備され、オプションのブラックホイールパッケージが用意される。

内装には、グレー/レッドクラスト/タイタンブラックの赤いコントラストステッチが施された新しいパーフォレーテッドヴィエナレザーシートを採用した。マグナムマットデコールも装備されている。

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