Luupは6月25日、2024年冬以降に電動アシスト自転車、電動キックボードに続く新たな車両として、座席・カゴ付きの特定小型原動機付自転車「電動シートボード」の提供を開始することを発表した。

電動シートボードは座席とカゴが付いており、長時間の移動が必要な方や大きな荷物を持っている方、足腰に不安がある方に適した仕様となっている。また、自転車誤認防止デザインを採用し、自転車と明確に異なる外観を持つ設計にしている。これにより、違法走行の懸念を軽減し、安全な利用を目指している。

Luupは、2020年5月から電動アシスト自転車、2021年4月から電動キックボードのシェアリングサービスを提供しており、日常的な移動手段として定着している。2024年6月に実施した利用者向けアンケートによると、最も多い利用用途は「日常利用(買い物・用事など)」であり、次いで「公共交通機関の補完として」、「通勤・通学」となっている。

電動シートボードは特定小型原動機付自転車に位置付けられ、完全電動で最高速度20km/h(車道モード)で走行可能。16歳以上であれば運転免許不要で乗車できる。

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