タクシーアプリを提供するGOと北海道エアポート旭川空港事業所は、旭川空港でタクシーアプリ「GO」の利用が可能となる実証実験を、7月1日から開始する。これにより、北海道の空港で初めて「GO」のりばが旭川空港に設置される。

「GO」での注文時に旭川空港エリア内を選択すると、自動的に「GO」のりばである予約タクシー専用駐車場が乗車地に設定され、目的地を入力することで注文が可能となる。普段からアプリ注文に慣れている方やインバウンドにとっても、目的地を事前に入力してタクシーを手配することで、乗務員と必要最小限のコミュニケーションでの移動が可能だ。

さらに、降車・決済までもアプリ内で完結できるため、利便性向上とともに、乗務員にとっても接客対応の負担軽減にもつながる。

今回の実証実験は7月1日から来年の2月28日まで実施され、待機場にタクシーがいないときでも空港利用者にスムーズな乗車体験を提供することで、旭川エリアのビジネスや観光をはじめとした快適な移動をサポートするという。

空港におけるGO専用乗り場の設置は、今回の旭川空港が松山空港についで2か所め。GO専用ではないもののGOアプリ上で乗り場を設定している空港としては、羽田空港、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港 セントレア、福岡空港、那覇空港、函館空港がある。

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